tbody 要素本体部分の行グループを表す
tbody 要素は表組みにおける、本体部分の行グループを表します。
table 要素の子要素として使用できますが、caption、colgroup、thead 要素より後ろに出現しなければなりません。また、table 要素の子要素となる tr 要素が 1つもない場合に限り使用できます。つまり、table 要素直下に、tr 要素と tbody 要素が混在することはできません。
ただし、HTML 文書においては、tbody 要素は開始、終了タグ共に省略が認められているため、table 直下に tr 要素が存在する場合はその親要素として開始、終了タグが省略された tbody 要素が存在すると見なされます。結果として、見かけ上は table 要素直下に、tr 要素と tbody 要素が混在していたとしても、文法的には妥当な文書という扱いになります。
XML として文書を扱う場合は、開始、終了タグの省略が認められないため、上記のような状態は文法的に妥当でない文書となります。
tbody 要素の仕様
- カテゴリ
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- なし
- コンテンツモデル
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- 0個以上の tr 要素、およびスクリプト支援要素
- この要素を使用できる文脈
table 要素の子要素として。ただし、caption、colgroup、thead 要素より後ろ、かつ table 要素の子要素となる tr 要素が 1つもない場合に限ります。
- この要素で使用できる属性
tbody 要素のサンプルソース
<table> <thead> <tr> <th>属性</th> <th>概要</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td>name 属性</td> <td>データが送信される際のクエリ名を指定します。</td> </tr> <tr> <td>multiple 属性</td> <td>複数の選択肢を選択を可能にします。</td> </tr> </tbody> </table>
主要ブラウザの対応
IE11 | ○ |
---|---|
Edge(EdgeHTML) | ○ |
Edge(Chromium) | ○ |
Chrome | ○ |
Firefox | ○ |
Safari | ○ |
iOS Safari | ○ |
Android Chrome | ○ |