tbody 要素本体部分の行グループを表す

tbody 要素は表組みにおける、本体部分の行グループを表します。

table 要素の子要素として使用できますが、captioncolgroupthead 要素より後ろに出現しなければなりません。また、table 要素の子要素となる tr 要素が 1つもない場合に限り使用できます。つまり、table 要素直下に、tr 要素と tbody 要素が混在することはできません。

ただし、HTML 文書においては、tbody 要素は開始、終了タグ共に省略が認められているため、table 直下に tr 要素が存在する場合はその親要素として開始、終了タグが省略された tbody 要素が存在すると見なされます。結果として、見かけ上は table 要素直下に、tr 要素と tbody 要素が混在していたとしても、文法的には妥当な文書という扱いになります。

XML として文書を扱う場合は、開始、終了タグの省略が認められないため、上記のような状態は文法的に妥当でない文書となります。

tbody 要素の仕様

カテゴリ
  • なし
コンテンツモデル
  • 0個以上の tr 要素、およびスクリプト支援要素
この要素を使用できる文脈

table 要素の子要素として。ただし、caption、colgroup、thead 要素より後ろ、かつ table 要素の子要素となる tr 要素が 1つもない場合に限ります。

この要素で使用できる属性

tbody 要素のサンプルソース

<table>
 <thead>
  <tr>
   <th>属性</th>
   <th>概要</th>
  </tr>
 </thead>
 <tbody>
  <tr>
   <td>name 属性</td>
   <td>データが送信される際のクエリ名を指定します。</td>
  </tr>
  <tr>
   <td>multiple 属性</td>
   <td>複数の選択肢を選択を可能にします。</td>
  </tr>
 </tbody>
</table>

主要ブラウザの対応

IE11
Edge(EdgeHTML)
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

仕様書の該当箇所

4.9.5 The tbody element

用途から目的の要素を探す

用途から HTML5 の要素を逆引きできます。

テキストに対する意味づけを行いたい
テキストの編集を示したい
改行や折り返しを指定したい
上付きや下付きを指定したい
テキストの書字方向を制御したい
テキストにルビをふりたい
箇条書きなどリストを表したい
セクションを定義したい
コンテンツをグループ化したい
画像や映像などを埋め込みたい
スクリプトやスタイルを埋め込みたい
フォーム関連の要素
テーブル関連の要素
ドキュメントにメタデータを付与したい
インタラクティブな要素
その他

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