HTML Tag Reference

itemref 属性

範囲外にあるマイクロデータ記述要素を指定

itemref 属性は、itemscope 属性が付与された要素に対して使用します。

通常、マイクロデータは、itemscope 属性を持つ要素の子孫に対して指定されます。しかし、何らかの理由で子孫要素にマイクロデータの付与ができない場合、文書内の別の場所にあるマイクロデータを含む要素を、itemref 属性を使用して関連付けることができます。その場合、マイクロデータを含む要素に付与された id 属性値を itemref 属性に指定することで関連付けが行われます。

itemref 属性の仕様

この属性を使用できる要素
  • すべての HTML 要素

itemref 属性のサンプルソース

<div itemscope itemref="author" itemtype="http://schema.org/Article">
  <article>
    …省略…
  </article>
</div>
     
…省略…
     
<footer>
  <p id="author"><span itemprop="author">記事の著作者名</span>などがここに書いてあったとします。</p>
</footer>

用途から目的の要素を探す

用途から HTML 要素を逆引きできます。