HTML Tag Reference
srcdoc 属性
埋め込む HTML を記述
srcdoc 属性は iframe 要素で埋め込む HTML 文書の内容を指定します。つまり、表示したい HTML を属性値として直接入力します。
srcdoc 属性で埋め込む HTML は、下記の構文である必要があります。
- 任意の数のコメントとスペース文字
- オプションで DOCTYPE 宣言
- 任意の数のコメントとスペース文字
- html 要素
- 任意の数のコメントとスペース文字
この通りに記述すると srcdoc 属性の値は下記のようになります。
<!DOCTYPE html><html><head><title>タイトル</title></head><body>内容</body></html>
ただし、HTML 文書においては、html 要素、head 要素、body 要素の開始終了タグは省略可能ですし、srcdoc 属性値に入る HTML 文書内では title 要素も省略可能ですので、実際には body 要素の内容のみ記述すればよいことになります。
なお、srcdoc 属性値に入る 「"」 及び 「&」 は文字参照 (それぞれ 「"」「&」) とする必要があります。
XTHML5 文書では、srcdoc 属性値に入る XHTML も XML として妥当な構文とする必要があります。また、「<」「>」 も、文字参照として 「<」「>」 としなければなりません。
srcdoc 属性の仕様
- この属性を使用できる要素
srcdoc 属性のサンプルソース
<!-- srcdoc 属性を使用した例 。値の中の「"」と「&」は文字参照にする必要があります --> <iframe srcdoc="<p><dfn><abbr title="HyperText Markup Language">HTML</abbr></dfn>とは…</p>"></iframe> <!-- XML として扱う場合は、属性値の「<」「>」も文字参照にします --> <iframe srcdoc="<p><dfn><abbr title="HyperText Markup Language">HTML</abbr></dfn>とは…</p>"></iframe>