abbr 要素略称を表す

abbr 要素は、略称や頭字語を表します。例えば、「W3C」 という略称に対して、abbr 要素でマークアップすることで、それが略称だということを意味づけします。

また、title 属性をあわせて使うことで、略称の正式名称を指定することもできます。title 属性を使用する場合は、略称の正式名称以外を値として記述してはいけません。

title 属性値は、多くのブラウザで、ツールチップとして利用されています。

abbr 要素の仕様

カテゴリ
コンテンツモデル
この要素を使用できる文脈

フレージング・コンテンツが期待される場所

この要素で使用できる属性

この要素に対して使用される title 属性は、特別な意味をもちます。

abbr 要素のサンプルソース

<!-- W3C という略称に対して abbr 要素と title 属性で正式名称を表しています。 -->
<p>
 <a href="#w3c"><abbr title="World Wide Web Consortium">W3C</abbr></a> は
 World Wide Web で使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された標準化団体です。
</p>

主要ブラウザの対応

IE11
Edge(EdgeHTML)
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

仕様書の該当箇所

4.5.9 The abbr element

用途から目的の要素を探す

用途から HTML5 の要素を逆引きできます。

テキストに対する意味づけを行いたい
テキストの編集を示したい
改行や折り返しを指定したい
上付きや下付きを指定したい
テキストの書字方向を制御したい
テキストにルビをふりたい
箇条書きなどリストを表したい
セクションを定義したい
コンテンツをグループ化したい
画像や映像などを埋め込みたい
スクリプトやスタイルを埋め込みたい
フォーム関連の要素
テーブル関連の要素
ドキュメントにメタデータを付与したい
インタラクティブな要素
その他

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