br 要素改行を表す

br 要素は改行を表します。

詩や住所など、改行を伴って表示することが妥当なものの、改行によって段落分けなどが発生しない場合にのみ使用できます。つまり、br 要素によって見た目的に段落分けをするような使い方はしないようにしましょう。

br 要素の仕様

カテゴリ
コンテンツモデル
この要素を使用できる文脈

フレージング・コンテンツが期待される場所

この要素で使用できる属性

br 要素のサンプルソース

<!-- 住所など改行が妥当なテキストに対して使用した例 -->
<p>
 〒100-8111<br />
 東京都<br />
 千代田区千代田1
</p>
<!-- このような使い方は妥当ではありません -->
<p>
 昨日は目黒に遊びに行きました。<br />
 そこで、家具屋さんを見て回りました。<br />
 高くて買えませんでした。
</p>
<!-- p 要素でマークアップするのが妥当でしょう -->
<p>昨日は目黒に遊びに行きました。</p>
<p>そこで、家具屋さんを見て回りました。</p>
<p>高くて買えませんでした。</p>
<!-- このような使い方は妥当ではありません -->
<p>
 1. まず最初にお米を洗います<br />
 2.次に炊飯器にお米とお水を入れます<br />
 3. 炊飯器のスイッチ ON
</p>
<!-- リストとしてマークアップするのが妥当でしょう -->
<ol>
 <li>まず最初にお米を洗います</li>
 <li>次に炊飯器にお米とお水を入れます</li>
 <li>炊飯器のスイッチ ON</li>
</ol>

主要ブラウザの対応

IE11
Edge(EdgeHTML)
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

仕様書の該当箇所

4.5.27 The br element

用途から目的の要素を探す

用途から HTML5 の要素を逆引きできます。

テキストに対する意味づけを行いたい
テキストの編集を示したい
改行や折り返しを指定したい
上付きや下付きを指定したい
テキストの書字方向を制御したい
テキストにルビをふりたい
箇条書きなどリストを表したい
セクションを定義したい
コンテンツをグループ化したい
画像や映像などを埋め込みたい
スクリプトやスタイルを埋め込みたい
フォーム関連の要素
テーブル関連の要素
ドキュメントにメタデータを付与したい
インタラクティブな要素
その他

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