figure 要素写真などのまとまりを表す

figure 要素は、挿絵、図表、写真、コードなどのまとまりを表します。

figure 要素によるまとまりは、それ単体で成立するものでなければなりません。つまり、その部分を文書から切り出したとしても、元の文書に影響がないこと、また、切り出した内容自体で意味が通るように使用する必要があります。これは、aside 要素と同様です。

figcaption 要素によって、キャプションを付与することができます。

figure 要素の仕様

カテゴリ
コンテンツモデル

最初または最後の子として figcaption 要素

この要素を使用できる文脈

フロー・コンテンツが期待される場所

この要素で使用できる属性

figure 要素のサンプルソース

<figure>
 <img src="atami.jpg" alt="熱海で撮影した写真。海をバックに私と母が写っています。" />
 <figcaption>家族で遊びに行った熱海でお母さんと写真撮りました。天気がよくて海がきれいです。</figcaption>
</figure>
<!-- 音声ファイルをマークアップした例 -->
<figure>
 <audio controls="controls">
  <source src="/sample.ogg" type="audio/ogg" />
  <source src="/sample.wav" type="audio/wave" />
  <source src="/sample.mp4" type="audio/mp4" />
  <p>
   サンプルが視聴できます。ブラウザで再生できない場合は、下記からダウンロードしてご試聴ください。
   <a href="/sample.mp3" type="audio/mp3">ファイルのダウンロードはこちら(MP3 / 1.2MB)</a>
  </p>
 </audio>
 <figcaption>私が自分で作曲した 「<cite>サッカー賛歌</cite>」 を視聴できます。</figcaption>
</figure>
<!-- ソースコードをマークアップした例 -->
<figure>
 <figcaption>jQuery によるサンプルソースです。</figcaption>
 <pre>
  <code class="language-javascript">
   $(function(){
    $('#menuButton').click(function() {
     $('#menu').toggle('fast');
    });
   });
  </code>
 </pre>
</figure>

主要ブラウザの対応

IE11
Edge(EdgeHTML)
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

仕様書の該当箇所

4.4.12 The figure element

用途から目的の要素を探す

用途から HTML5 の要素を逆引きできます。

テキストに対する意味づけを行いたい
テキストの編集を示したい
改行や折り返しを指定したい
上付きや下付きを指定したい
テキストの書字方向を制御したい
テキストにルビをふりたい
箇条書きなどリストを表したい
セクションを定義したい
コンテンツをグループ化したい
画像や映像などを埋め込みたい
スクリプトやスタイルを埋め込みたい
フォーム関連の要素
テーブル関連の要素
ドキュメントにメタデータを付与したい
インタラクティブな要素
その他

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