i 要素質が異なるテキストを表す

i 要素は、著者の思考、気分、(文書内で定義されていない) 専門用語、固有名詞など、他とは質が異なるテキストを表すものです。

HTML 4.01 などにおける i 要素は、斜体のテキストという意味を持っていましたが、HTML5 における i 要素はこのような意味を持ちません。強調したければ em 要素、重要性を伝えたければ strong 要素、目立たせたければ mark 要素、用語の定義を表したければ dfn 要素というように、文脈的に他に適切な要素があればそちらを使用しましょう。その上で、適切な要素がない場合に i 要素を使用します。

仕様書内では、なぜこの要素が使われているのかが分かるように、i 要素に対して class 属性を使うことを勧めています。

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i 要素の仕様

カテゴリ
コンテンツモデル
この要素を使用できる文脈

フレージング・コンテンツが期待される場所

この要素で使用できる属性
DOM インタフェース
Uses HTMLElement.

i 要素のサンプルソース

<!-- 頭の中で思ったことを表しています -->
<p>
 今日、コンビニに行ったらレジがものすごく混んでいた
(<i class="think">やっぱりお昼に行ってはダメだな</i>)
 んだけど、まぁ仕方ないので並んだわけですよ。
</p>
<p>
 私の好きな俳優さんに<i class="actor">クリント・イーストウッド</i>さんが
 いますが、彼の代表作として…
</p>
<p>
 すると彼はこう言ったんだよ
</p>
<p>
 「<i class="talk">一体誰に向かって言ってるんだ?</i>」 ってね
</p>
<p>
 だから俺ははっきり言ってやったさ…
</p>
<!-- 文中の専門用語をマークアップした例 -->
<p>
 昨日の試合は<i class="rule">オフサイド</i>が多い試合だったな。
</p>
 
<!-- もしオフサイドについて定義するなら dfn 要素を使うのが妥当です -->
<p>
 <dfn>オフサイド</dfn>というのはサッカーにおけるルールのひとつで…
</p>

W3C HTML5 仕様書

4.6.16 The i element