mark 要素ハイライトされたテキストを表す

mark 要素はハイライトされたテキストを表します。つまり、文章の中で特に目立たせたい箇所をマークアップするもので、例えば引用文の中で、特に言及した特定の部分を示したい場合などに使用することができます。あるいは、検索結果ページで、検索キーワードと一致するテキストをハイライトして閲覧者にわかりやすく表示するといった使い方もできます。

例えば、strong 要素は、そのテキストが重要であることを表しますが、mark 要素はあくまで見た目的に目立たせたい箇所を表すもので、重要度といった意味は持ちません。もし、該当する箇所が意味的に重要、あるいは強調したい箇所な場合は、mark 要素ではなく、strong 要素や em 要素を使用する方が適切です。

mark 要素の仕様

カテゴリ
コンテンツモデル
この要素を使用できる文脈

フレージング・コンテンツが期待される場所

この要素で使用できる属性

mark 要素のサンプルソース

<!-- 例えばソースコードの解説で、追加した部分をハイライトした例 -->
<p>下記のように class 属性を追加してみましょう。</p>
<pre class="html">
 <code>
  &lt;p <mark>class=&quot;description&quot;</mark>&gt;サンプルテキスト&lt;/p&gt;
 </code>
</pre>

主要ブラウザの対応

IE11
Edge(EdgeHTML)
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

仕様書の該当箇所

4.5.23 The mark element

用途から目的の要素を探す

用途から HTML5 の要素を逆引きできます。

テキストに対する意味づけを行いたい
テキストの編集を示したい
改行や折り返しを指定したい
上付きや下付きを指定したい
テキストの書字方向を制御したい
テキストにルビをふりたい
箇条書きなどリストを表したい
セクションを定義したい
コンテンツをグループ化したい
画像や映像などを埋め込みたい
スクリプトやスタイルを埋め込みたい
フォーム関連の要素
テーブル関連の要素
ドキュメントにメタデータを付与したい
インタラクティブな要素
その他

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