noscript 要素スクリプト無効な環境への内容を表す

noscript 要素はクライアントサイドスクリプト (JavaScript) が無効な環境に対して表示する内容を表します。つまり、クライアントサイドスクリプトが有効な環境では noscript 要素の内容は無視されます。

なお、XML 文書においては noscript 要素を使用することはできません。XHTML5 文書では使用しないようにしましょう。

noscript 要素の仕様

カテゴリ
コンテンツモデル
  • HTML 文書で head 要素の中にある場合は 0個以上の link 要素、0個以上の style 要素、0個以上の meta 要素を任意の順番で
  • HTML 文書で head 要素の外にある場合はトランスペアレント。ただし、子孫に noscript 要素がないこと
この要素を使用できる文脈
  • head 要素の中。ただし、祖先に noscript 要素を持つことはできません
  • フレージング・コンテンツが期待される場所。ただし、祖先に noscript 要素を持つことはできません
この要素で使用できる属性

noscript 要素のサンプルソース

<!-- スクリプトが無効な環境対して特別なスタイルを適用する場合の例 -->
<!DOCTYPE html>
<htmllang="ja">
 <head>
  <meta charset="utf-8" />
  <title>サンプル</html>
  <link rel="stylesheet" href="/css/style.css" />
  <noscript>
   <link rel="stylesheet" href="/css/noscript-style.css" />
  </noscript>
 </head>
<aside>
 <h1>広告</h1>
 <noscript><p>JavaScript が有効な場合、この場所には広告が表示されています。</p></noscript>
 <div>
  <script>
   sample_ad_client = "ca-pub-0000000000";
   sample_ad_slot = "00000000";
   sample_ad_width = 300;
   sample_ad_height = 250;
  </script>
  <script src="//example.com/ads.js"></script>
 </div>
</aside>

主要ブラウザの対応

IE11
Edge(EdgeHTML)
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

仕様書の該当箇所

4.12.2 The noscript element

用途から目的の要素を探す

用途から HTML5 の要素を逆引きできます。

テキストに対する意味づけを行いたい
テキストの編集を示したい
改行や折り返しを指定したい
上付きや下付きを指定したい
テキストの書字方向を制御したい
テキストにルビをふりたい
箇条書きなどリストを表したい
セクションを定義したい
コンテンツをグループ化したい
画像や映像などを埋め込みたい
スクリプトやスタイルを埋め込みたい
フォーム関連の要素
テーブル関連の要素
ドキュメントにメタデータを付与したい
インタラクティブな要素
その他

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