param 要素パラメータを与える

param 要素は object 要素によって埋め込まれる外部リソースが利用するパラメータを与えます。param 要素自信が何かを表すことはありません。

例えば Flash などプラグインが必要な外部リソースを埋め込む際に、Flash の独自パラメータを指定する用途などが一般的ですが、それ以外にも様々なパラメータを外部リソースに与えることができます。

param 要素の仕様

カテゴリ
  • なし
コンテンツモデル
この要素を使用できる文脈

object 要素の子要素として。ただしフロー・コンテンツの前に記述する必要があります

この要素で使用できる属性

詳細説明

param 要素に指定可能な属性は下記の通りです。両属性とも必須属性となります。

属性 概要
name 属性 必須属性です。パラメータ名を指定します。
value 属性 必須属性です。パラメータの値を指定します。

param 要素のサンプルソース

<!-- Flash の埋め込みなどによく利用される例
     ただし、classid 属性は HTML5 では廃止されています -->
<object classid="clsid:d27cdb6e-ae6d-11cf-96b8-444553540000" width="400" height="200">
 <param name="allowScriptAccess" value="sameDomain" />
 <param name="movie" value="sample.swf" />
 <param name="quality" value="autolow" />
 <embed src="sample.swf"
        quality="autolow"
        width="400"
        height="200"
        allowScriptAccess="sameDomain"
        type="application/x-shockwave-flash"
        pluginspage="http://get.adobe.com/jp/flashplayer/" />
 <p>Flash プレーヤーが有効な場合、ここにはサンプル動画が再生されます。</p>
</object>

主要ブラウザの対応

IE11
Edge(EdgeHTML)
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

仕様書の該当箇所

4.8.8 The param element

用途から目的の要素を探す

用途から HTML5 の要素を逆引きできます。

テキストに対する意味づけを行いたい
テキストの編集を示したい
改行や折り返しを指定したい
上付きや下付きを指定したい
テキストの書字方向を制御したい
テキストにルビをふりたい
箇条書きなどリストを表したい
セクションを定義したい
コンテンツをグループ化したい
画像や映像などを埋め込みたい
スクリプトやスタイルを埋め込みたい
フォーム関連の要素
テーブル関連の要素
ドキュメントにメタデータを付与したい
インタラクティブな要素
その他

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