progress 要素進捗状況を表す

progress 要素は進捗状況を表します。対応するブラウザでは、ゲージなど、直観的な形式で表示されます。

例えば処理の進捗状況や、バッテリーの充電率など、完了とされる値に対する現在の進捗を表すために使用します。人口比率など、特定範囲の数値における現在の数値を表す場合は、meter 要素を使用する方が妥当でしょう。

progress 要素の内容は、対応していない環境への代替コンテンツとなります。

progress 要素の仕様

カテゴリ
コンテンツモデル

ただし、progress 要素を子孫に持つことはできません。

この要素を使用できる文脈

フレージング・コンテンツが期待される場所

この要素で使用できる属性

詳細説明

progress 要素に指定可能な属性は下記の通りです。

属性 概要
value 属性 現時点での進捗状況を数値で指定します。指定できる値は浮動小数点数ですが、0以上、max 属性値以下である必要があります。なお、value 属性を持たない progress 要素は、「不定」、つまり「タスクは処理中だが、進捗状況が不明で完了までが予想できない状態」となります。
max 属性 完了となる値を指定します。省略された場合の初期値は 「1.0」 です。

動作サンプル

対応するブラウザでは、プログレスバーが表示されます。

70 %

progress 要素のサンプルソース

<p>
 ダウンロードの進捗: <progress max="100" value="30">30%</progress>
</p>

主要ブラウザの対応

IE11
Edge(EdgeHTML)
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

仕様書の該当箇所

4.10.13 The progress element

用途から目的の要素を探す

用途から HTML5 の要素を逆引きできます。

テキストに対する意味づけを行いたい
テキストの編集を示したい
改行や折り返しを指定したい
上付きや下付きを指定したい
テキストの書字方向を制御したい
テキストにルビをふりたい
箇条書きなどリストを表したい
セクションを定義したい
コンテンツをグループ化したい
画像や映像などを埋め込みたい
スクリプトやスタイルを埋め込みたい
フォーム関連の要素
テーブル関連の要素
ドキュメントにメタデータを付与したい
インタラクティブな要素
その他

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