q 要素語句単位での引用を表す

q 要素は語句単位での引用を表します。段落単位での引用に関しては、blockquote 要素があります。

なお、q 要素の直前、直後に、引用符を記述してはならないと仕様書では定義されています。引用符はユーザエージェントによってレンダリング時に付与することとされています。

q 要素の内容は、他のリソースから引用されたものになります。その外部リソースが URI を持つ場合、それを cite 属性で指定することができます。引用元が Web 上に公開された文書であればその URL が cite 属性の値として使用できます。一般的に販売されている書籍で ISBN コードが発行されている場合は、urn:isbn: スキームを用いて ISBN コードを指定し、引用元を示すこともできます。

q 要素の仕様

カテゴリ
コンテンツモデル
この要素を使用できる文脈

フレージング・コンテンツが期待される場所

この要素で使用できる属性

q 要素のサンプルソース

<p>
 小説、<cite>我が輩は猫である</cite>は
 <q cite="urn:isbn:978-4-1010-1001-4">吾輩は猫である。名前はまだない。</q>の一節で始まるが…
</p>

主要ブラウザの対応

IE11
Edge(EdgeHTML)
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

仕様書の該当箇所

4.5.7 The q element

用途から目的の要素を探す

用途から HTML5 の要素を逆引きできます。

テキストに対する意味づけを行いたい
テキストの編集を示したい
改行や折り返しを指定したい
上付きや下付きを指定したい
テキストの書字方向を制御したい
テキストにルビをふりたい
箇条書きなどリストを表したい
セクションを定義したい
コンテンツをグループ化したい
画像や映像などを埋め込みたい
スクリプトやスタイルを埋め込みたい
フォーム関連の要素
テーブル関連の要素
ドキュメントにメタデータを付与したい
インタラクティブな要素
その他

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