clamp()上限と下限を決めた上で中央値を適用する
clamp()
関数は、引数にカンマ区切りで、「最小値」、「中央値」、「最大値」の 3つを指定しておくことで、算出値に応じ最小値と最大値の範囲内において、「中央値」を適用することができる CSS 関数です。
中央値が最小値よりも小さくなってしまう場合は「最小値」が、中央値が最大値よりも大きくなってしまう場合は「最大値」がそれぞれ適用されます。
calc()
関数と同様に、四則計算(加算(+
)、減算(-
)、乗算(*
)、除算(/
))を使用することもでき、プロパティの値として、<length>(長さ)、<frequency>(周波数)、<angle>(角度)、<time>(時間)、<percentage>(%)、<number>(数値)、<integer>(整数) 型の値が許容される場所であれば使用できます。
clamp()のサンプルソース
.sample { font-size: clamp(12px, 10 * (1vw + 1vh) / 2, 100px); }
/* clamp() 関数に対応していない Safari では、下記のように記述することで「サンプルソース01」と同じ効果を得られます */ .sample { font-size: max(12px, min(10 * (1vw + 1vh) / 2, 100px)); }
主要ブラウザの対応
IE11 | × |
---|---|
Edge(EdgeHTML) | × |
Edge(Chromium) | ○ |
Chrome | ○ |
Firefox | ○ |
Safari | × |
iOS Safari | × |
Android Chrome | ○ |