CSS Reference

contain-intrinsic-height

サイズ封じ込め対象要素の高さを指定する

contain-intrinsic-height プロパティは、要素がサイズ封じ込めの対象となっている場合に、ブラウザがレイアウトに使用することができる包含ボックスの高さを指定します。

指定できる値は、none (既定値)、auto<length> データ型の値、もしくは auto<length> データ型の値の組み合わせです。

具体的には下記のような記述になります。

contain-intrinsic-height: none;
contain-intrinsic-height: 1000px;
contain-intrinsic-height: 10rem;
contain-intrinsic-height: auto 300px;

auto 値は、包含ブロック(封じ込めの対象要素)が最後に計算されたサイズを持ち、そのコンテンツをスキップ(無視)している場合(例えば包含ブロックが画面外にあって、content-visibility: auto; が適用されている場合など)、その最後に計算されたサイズが適用されます。auto 値と <length> データ型の値がセットで指定された場合、要素が、auto の値を持っていればそのサイズを、持っていない場合は <length> で指定されたサイズを適用します。

封じ込めの指定については、contain プロパティの解説を参照してください。

contain-intrinsic-heightの仕様

初期値
  • none
対象となる要素
  • サイズ封じ込め対象要素
継承
  • なし

主要ブラウザの対応

IE11 ×
Edge(EdgeHTML) ×
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

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