CSS Reference

font-optical-sizing

オプティカルサイズを許可するか指定する

font-optical-sizing プロパティは、オプティカルサイズを許可(フォントサイズに応じた最適化を実行)するかどうかを指定します。

オプティカルサイズに対応したフォントは、使用用途(表示される文字のサイズ)に応じて、文字のデザイン(線の太さなど)が調整されています。例えば、キャプションなどで使用され、小さな文字サイズで表示された場合でも読みやすくするために、文字サイズが小さいときは少し太め、かつ幅を少し大きくするように調整されていたり、見出しなど、大きなサイズの場合は、太いストロークと細いストロークの対比がより強調されるといった調整が一般的に行われます。

font-optical-sizing プロパティは、このオプティカルサイズを有効にするか、しないかを指定することができます。

指定できる値は下記の通りです。

auto オプティカルサイズを許可する。(既定値)
none オプティカルサイズを許可しない。

font-optical-sizingの仕様

初期値
  • auto
対象となる要素
  • すべての要素
継承
  • あり

font-optical-sizingのサンプルソース

font-optical-sizing: none;
font-optical-sizing: auto;

主要ブラウザの対応

IE11 ×
Edge(EdgeHTML) ×
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

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