CSS Reference

:state()

カスタム要素の状態を指定してスタイルを適用する

:state() 疑似クラスは、カスタム要素の状態を指定して、要素にスタイルを適用します。

カスタム要素の状態は文字列の値で表され、この値は、その要素に関連付けられた CustomStateSet オブジェクトに追加、あるいは削除されます。

:state() 疑似クラスは、引数として渡された識別子が要素の CustomStateSet に存在する場合、その要素にマッチします。

:state() 疑似クラスは、:host() 疑似クラスの引数として使用することで、カスタム要素の内側でその状態にマッチさせるためにも使用できます。

また、::part() 疑似要素に続けて :state() 疑似クラスを使用すると、特定の状態にあるカスタム要素の Shadow part(シャドウパーツ)にマッチさせることができます。シャドウパーツとは、スタイリングのためにコンテンツページに対して明示的に公開されたカスタム要素の Shadow tree(シャドウツリー)のパーツ要素(part 属性が付与された要素)です。

:state()のサンプルソース

custom-element::part(checkbox):state(checked) {
  border: 1px solid red;
}
:host(:state(checked))::before {
  content: "[x]";
}

主要ブラウザの対応

IE11 ×
Edge(EdgeHTML) ×
Edge(Chromium)
Chrome
Firefox
Safari
iOS Safari
Android Chrome

用途から CSS プロパティやセレクタを探す

用途から CSS プロパティやセレクタを逆引きできます。

対応ブラウザから CSS プロパティやセレクタを探す

対応ブラウザから CSS プロパティやセレクタを逆引きできます。

Edge(EdgeHTML)
Edge(Chromium)
Firefox
Chrome
Safari
iOS Safari
Android Chrome